令和4年7月27日水曜日 海士町役場大会議室において海士町長、法人理事等立会いのもと
社会福祉法人海士町社会福祉協議会、社会福祉法人あま福祉会、社会福祉法人だんだんの
合併契約調印式が挙行されました
令和5年4月1日に3法人は合併し新しい海士町社会福祉協議会が誕生します
人口減少による介護人材不足や2025年問題、福祉法人の安定経営などの福祉課題は
日本に先駆けて海士町にも大きな課題となっております
人口2,200人に4つの社会福祉法人がある海士町では
法人単体でこの課題を乗り越えることは困難と考えました
最初の合併協議は平成27年、その時は時期尚早と一旦協議が終了しました
協議が再開されたのは令和2年、「島の福祉サービスを考える会」として再開し、
令和3年に合併協議会に移行して協議をしてまいりました
数々の議論の中で時には迷走したこともありましたが、
中心に「海士町福祉の未来の光を消さない」という思いがありました。
合併は海士町社会福祉協議会が存続、あま福祉会とだんだんが消滅という形になりましたが
基本的には対等合併で、現在のサービスを維持し職員も合併スタート時には異動をしないこと
そして一つの法人となってみんなで力と知恵をあわせて、今後の海士町の福祉を発展させていくことで
基本合意し合併という道を進みました。合併協議の回数は50回を超え、今後も協議してまいります
今回このように3法人が力を合わせることができるようになったのは
海士町役場の力が大きいです。福祉の魅力化特命担当課長という役職をつくり
島の福祉の未来を一緒になって本気で考えてもらった結果です
合併がゴールではなく、スタートだを思っています。
合併することで今ある課題がすぐに解決することはないかもしれません
しかし3法人全ての役職員、海士町役場、地域のみなさま、島外の支援者と一緒なって前に進めば
海士町の福祉の未来はきっと輝かしいことになると信じております